中国通信社の財聯社は27日、中国の製紙業界で幅広い品目を一斉に値上げする動きが広がっていると報じた。対象は紙管原紙、白板紙、クラフトライナー、グレーボール紙、印刷・筆記用紙など主要な紙製品に及ぶ。大手のパルプ・製紙メーカーから地域の中小製紙会社まで、相次いで価格引き上げを通知している。 財聯社によると、今回の値上げは原材料や化学副資材、物流輸送費などの総合的なコスト上昇が主な要因となっている。 インドネシア財閥系の山東博匯紙業(600966)は7月1日から、非塗工紙製品の価格を2026年6月価格から1トン当たり200元(税込み)引き上げる。同日に山東省政府系のSTチェンミン・ペーパー(200488/000488)も7月1日から、印刷・筆記用紙およびコート紙シリーズ製品の価格を6月価格から1トン当たり200元引き上げる。湖南省岳陽市の製紙・林業会社、岳陽林紙(600963)も7月1日から、同社の全ての印刷・筆記用紙シリーズ製品について、受注価格を現行価格から1トン当たり200元引き上げることを決定した。