週末に過去最高値(ATH)付近で取引されるアルトコイン3銘柄が登場した。先頭を走るのはLEOトークンで、新たな高値更新に最も近い位置にある。ホワイトビットコインとRainも、最高値への到達に近いという一点で選定した。

選定基準は前回週末号と同じである。いずれも、大型・中型銘柄の中で過去最高値に最も接近している銘柄。Fibonacci水準が上昇余地と、それぞれのシナリオが無効となるサポートラインを示す。

LEOトークン、新記録までわずか

LEOトークン(LEO)は9.80ドル付近で推移し、日中は0.2%安。本稿執筆時点の価格は過去最高の10.57ドルに約7%届かず、リスト中で最小の差となっている。

日足チャートでは0.236のFibonacciリトレースメント(9.46ドル付近)で反発。現在、6月15日のスイングハイに挑戦中で、これが過去最高値前の最後の難所となる。

LEO日足チャート 出典:Tradingview

このレベルを明確に上抜ければ、新高値に向けて道が開ける。BeInCryptoの価格予測も同トークンの上昇傾向を指摘している。

上昇が一服した場合、0.382のFibonacci水準(8.88ドル付近)が健全な調整の目標となる可能性が高い。出来高減少は蓄積の兆候で、RSIは約65となおも上昇中。

ホワイトビットコイン、チャネル回復で64ドルを目指す

ホワイトビットコイン(WBT)はボラティリティが高い動きを示している。同コインは55.66ドル付近で推移し、日中は約0.8%下落。12月の最高値64.11ドルに対して約13%低い水準となっている。

価格は5月27日に上昇を下抜け、6月5日に底をつけた。その後、買い手が2度にわたり安値から反発を見せている。

WBT日足チャート 出典:Tradingview

現在は0.618のFibonacci水準(55.93ドル付近)に位置し、58ドル付近が強いレジスタンスとなる。この水準は、かつて形成されていたチャネルの下限帯とも一致する。

RSIは中立の55付近で、出来高は減少傾向が続く。58ドルを回復すれば12月のピークに向けて道が開けるが、最高値は現在から7か月前の記録となる。

Rain、再浮上には0.0147ドル突破が必要

Rain(RAIN)は到達度という基準で選定されたものの、3銘柄の中で最もチャートが弱い。同トークンは0.0141ドル付近で推移し、約0.5%下落。6月22日の最高値0.01614ドルに対し、約13%低い水準。

価格は直近で0.0147ドル付近のレジスタンスに跳ね返された。現在は0.382のFibonacci水準(0.01259ドル付近)に向けて下落している。

RAIN日足チャート 出典:Tradingview

同じトークンはも特集されたが、最高値を下回ったままとなっている。モメンタムは弱まり、RSIは中立の42で下降中。

出来高も6月初旬の急騰以降は減少しており、ボラティリティ低下の兆候。0.0147ドルの堅調な回復があれば、再び最高値への動きが強まる可能性がある。

今週末の注目ポイント

各銘柄ともに要となる水準が明確。LEOは6月15日のスイングハイ、WBTは58ドル、RAINは0.0147ドルを明確に超える必要がある。

これらの水準突破がシナリオの裏付けとなり、最高値圏を視野に入れる。一方、突破できなければ、来週に向けて再び売り主体となる流れ。

今後も市況の影響は大きい。ビットコインも後半局面に差し掛かる中、週末にリスクオンの動きがあれば、3銘柄すべてに追い風となる。