COMEX金8月限終値:4096.3△48.7 26日のニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる8月限の終値は、前営業日比48.7ドル高の1トロイオンス=4096.3ドルとなった。米金利に対する過度な先高観が後退したことで、金利を生まない資産である金先物を買い戻す動きが優勢となった。 市場では、米国の金利上昇に対する警戒感が和らいだことを受けて、これまで売られていた金先物に買い戻しが入った。また、為替市場でドルが対ユーロなどで売られたことも、ドル建てで取引される金の割安感につながり相場を後押しした。金先物は取引時間中に一時4100ドル台前半まで上昇する場面が見られたものの、その後為替市場でドルが下げ幅を縮小すると、金先物も連動して上値を切り下げる形となり、そのまま週末の取引を終えた。 今後の見通しとしては、米国の金融政策を巡る方向感やそれに応じた米長期金利・為替相場の変動が引き続き焦点となる。過度な金利先高観が和らいだことは下支え要因となるものの、ドルの底堅さが戻る局面では金価格の上値が抑えられやすい。今週以降に控える経済指標の結果やFRB関係者の発言により金利・為替がどのように動くかを見極める展開となり、当面は4100ドル前後の水準を意識した一進一退の推移が続く見通しである。