もうすぐ6月が終わります。2026年前半は中東情勢の悪化と物価高が主な話題となり、それらへの心配をそっちのけでAIツルハシ株が異次元の上昇を見せました。直近ではAI関連が乱高下しており、ラリーが続くのか何とも言えない状況です。 AI関連株が下落することに対して反射的に非AI株が買われるところを見ると、株式市場がショック的な下落になる兆しは出てきていません。循環物色が相場全体を押し上げていくことに期待したいところです。 ところで、ツルハシと言われる企業の業績は絶好調ですが、ハイパースケーラーと言われるツルハシを買っている方(アルファベットやマイクロソフトなどのメガテック企業)の株価は低調です。メモリー価格高騰を含め投資額が膨大となる一方、それを利益に転換できる段階にありません。 先行投資と言えば聞こえはいいですが、AI投資のチキンレースになっている雰囲気が漂います。どこかが音を上げたら、AI投資縮小の連鎖が起こるかもしれない・・・という不安が投資家からは感じ取れます。 一方、米国のハイパースケーラーがAI投資を縮小したら、好機ととらえて猛追するのが中国です。AIで覇権を握るのは世界を制すといっても過言ではない状況下、AI投資は政治的な意味でも続けざるを得ないでしょう。 こういったことを踏まえると、乱高下しながらもAIをテーマとした投資はまだ続く公算が大きいです。時代とともに相場の主役は交代していきます。マグニフィセント7と呼ばれるメガテック企業の次となるスター銘柄群が、そろそろ新たな総称を付けられるかもしれません。 これまで総称がつけられたのは米国企業ばかりでしたので、キオクシアホールディングス<285A.T>や村田製作所<6981.T>など、日本企業が入ってもいいのではないかと思います。
DZH Financial Research Inc
マーケット@ランダム-主役交代の時期?
もうすぐ6月が終わります。2026年前半は中東情勢の悪化と物価高が主な話題となり、それらへの心配をそっちのけでAIツルハシ株が異次元の上昇を見せました。直近ではAI関連が乱高下しており、ラリーが続くのか何とも言えない状況です。 AI関連株が下落することに対して反射的に非AI株が買われるところを見ると、株式市場がショック的な下落になる兆しは出てきていません。循環物色が相場全体を押し上げていくことに期待したいところです。 ところで、ツルハシと言われる企業の業績は絶好調ですが、ハイパースケーラーと言われるツルハシを買っている方(アルファベットやマイクロソフトなどのメガテック企業)の株価は低調です。…