XRP(XRP)は広範な下落局面の中で1.00ドルのサポートゾーンを維持している。一方、オンチェーンのアクティビティは増加傾向。

新規ウォレット、クジラ、ETFの動向が確認されており、価格は脆弱な状態に見えるものの、投資家が水面下で参入し需要が続いていることが示唆される。

XRP価格下落も堅調な需要

XRPも市場全体の動向と同様、今月大幅な下落となっている。アルトコインは6月25日に19か月ぶりの最安値となる1.01ドルを記録した。本稿執筆時点で1.05ドル付近で推移し、過去24時間で0.18%下落。

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XRP価格推移

一方、オンチェーンデータは異なる様相を示す。Santimentによると、XRP Ledgerは1日に新規ウォレットを4941個追加し、3か月ぶり最大のネットワーク成長となった。

SNS上のセンチメントも上昇傾向に転じている。Santimentによれば、ポジティブ/ネガティブ比率は強気コメント3.7対1と3か月ぶりのFOMO水準となった。投資家は1.00~1.05ドルのレンジを押し目買い水準と捉えている模様。

「この楽観ムードの一因は、XRPに見られる反発パターンの履歴や、ETFおよび機関投資家の動向、大口保有者が価格の急落時もエクスポージャーを積み増してきた実態にある」と同社は述べる。

XRP新規ウォレットとSNSセンチメント

オンチェーン指標は蓄積を示唆

オンチェーンデータもこの観点を裏付ける。Santimentのデータによると、6月は21%の下落幅にもかかわらず、主要3グループはすべてXRPを積み増した。1000万~1億XRPの保有層は1億6000万XRPを追加し、最も強い上昇シグナルを示した。

他の保有層も追随した。10万~100万XRP保有ウォレットは3000万XRP、100万~1000万XRP保有ウォレットは2000万XRPをそれぞれ追加した。このことから、大口保有者は下落局面でも積極的に蓄積を進めていたとみられる。

6月のXRPクジラ蓄積動向

機関投資家需要も堅調を維持した。米国スポット型XRP ETFは先週、2299万ドルの純流入を記録し、8週連続の流入継続となった。

新たな週も好調なスタートを切り、月曜日には1534万ドルの純流入となった。この動きはビットコインおよびイーサリアムETFの流れとは対照的。

ビットコインETFは7週連続の純流出で、合計流出額は約77億ドルに達する。月曜日の流出額は2億3100万ドルだった。

イーサリアムETFも同様に週次で連続した流出となっている。一方、XRP ETFは6月3日以降、純流出日が一日もなく、数回の取引日はフラットな推移にとどまった。

Santimentは、今回のウォレット増加が持続的な買い圧力に転じるか、短期的なFOMOで終わるかが今後の焦点と指摘。XRPが1.00ドル付近で推移する中、今後数回のセッションがオンチェーン需要の方向性を示すことになる。

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