Visa NYSE:V、Mastercard NYSE:MA、Coinbase NASDAQ:COINなどからなるコンソーシアムは火曜日、デジタルトークンの普及拡大を目指し、新たな共同ステーブルコインを立ち上げた。
「Open Standard」と名付けられたこのプロジェクトには、 ステーブルコイン・ネットワーク構築のために140社以上の企業が参加しており 、 米ドルにペッグされた新しいステーブルコイン「Open USD」を発行する予定で、 今年後半に運用開始が見込まれている。
Open Standardによると、この取り組みは 、企業がステーブルコインの導入を拡大する際に直面する障壁を解消することで、世界中でデジタルトークンの利用を加速させることを目的としている 。
「既存のステーブルコインには大きな強みがありますが、それらを大規模に活用するためには、企業にとってオープンで、低コスト、高スループット、広く利用可能であり、かつ自社の利益に合致するものが求められます」と、Open Standardの創業者兼CEOであるザック・エイブラムス氏は述べた。
これにより、企業はコストや数量制限なしに「Open USD」を発行・償還できるようになり、大規模な展開に向けた基盤構築を支援する。また、このデジタルトークンを裏付ける「Open USD」の準備金から生じる収益は、運営コストを賄うための管理手数料を差し引いた上で、イニシアチブのパートナー間で分配される。
ステーブルコインとは、価値を一定に保つように設計され、米ドルやユーロなどの伝統的な通貨に裏付けられたデジタルトークンである。
トランプ米大統領は昨年、「GENIUS法」に署名し、ステーブルコインに関する連邦規則とガイドラインを定めた。
専門家らは当時、暗号資産の利用促進を目的とした初の米国法であるこの法律が、デジタル資産が日常的な決済や送金の手段となる道を開くものと見られていたと述べていた。
とはいえ、ステーブルコインは主に他の暗号資産トークンの取引を円滑にするために利用されており、支払いの送受信にはまだ広く普及していない。
「中立的なガバナンスと共有経済を備えたステーブルコインは、デジタル資産の成長の次の段階を切り開く可能性を秘めたユニークな組み合わせだ」と、BNYの最高製品・イノベーション責任者であるキャロリン・ワインバーグ氏は述べた。
また、2024年には一部のフィンテック企業や暗号資産企業が に結集し、「グローバル・ドル・ネットワーク(Global Dollar Network)」と呼ばれるグローバルなステーブルコイン・ネットワークを立ち上げた。