ゴールドマン・サックスは最新リポートで、オンラインゲーム大手のネットイース(09999)の目標株価を260HKドルから264HKドルに引き上げ、投資判断を「買い」で維持した。ネットイースの株価は2026年1-3月期決算の発表以降、堅調に推移している上、下半期には複数の株価支援材料が期待できるとみている。新作ゲーム「忘却之海」パソコン版が7月に中国本土で配信開始予定であることに加え、6月末に香港での上場区分が「セカンダリー上場」から「プライマリー上場」に移行した後、遅くとも9月までに中国本土の個人投資家が売買できる「港股通」の対象銘柄に組み入れられるとの予測を示した。『AAストックス』が29日伝えた。ゴールドマン・サックスは、市場には人工知能(AI)がソフトウエアやアプリケーションに与える影響を懸念する声や、ネットイースの競合各社がAI投資を大幅に拡大したことで利益率が圧迫されるとの見方があるものの、ネットイースは「AI関連銘柄ではない複合成長株」として差別化されていると評価した。同社がゲーム開発工程にAIを効果的に組み込み、組織体制の最適化も進めていることで、2026年の営業利益は前年比20%超の増加、フリーキャッシュフロー利回りは9%に達すると予想している。 ゴールドマン・サックスの予測では、新作ゲーム「忘却之海」は今後12カ月間に58億元超のゲーム課金収入を生み出す見込み。これにより、下半期のゲーム課金収入と売上高はいずれも2桁成長を達成するとの見通しを示した。 ネットイースの株価は日本時間午後2時58分現在、前営業日比5.49%高の197.80HKドルで推移している。