米国食品医薬品局(FDA)は火曜日、 フィリップ・モリス( NYSE:PM)に対し 、同社のニコチン ポーチ「Zyn」を 「タバコよりも害が少ない」として販売することを 許可すると発表した 。
同局は、同社に対し、「タバコではなく『ZYN』を使用することで、口腔がん、心臓病、肺がん、脳卒中、肺気腫、慢性気管支炎のリスクが低くなる」という主張を掲げて、「ZYN」製品の20種類のバリエーションを販売することを許可した。
人気のあるニコチンポーチ製品は、子どもを含む新規ユーザーへの潜在的なリスクを懸念する科学者たちの慎重な姿勢により、同局の承認を待っていた。
また、タバコ各社は今年、FDAの承認プロセスをより迅速かつ明確にするなど、自社に有利な変更を求めて、 ドナルド・トランプ米大統領 やその他の主要な政府高官に対しロビー活動を行ってきた。
FDAは、特定のフレーバーバリエーションの販売を許可する決定において、これらのパウチは「個々のタバコ使用者に対する害やタバコ関連疾患のリスクを大幅に低減し、国民全体の健康に寄与する」と述べた。
ニコチンパッチは、ユーザーが唇の下に挟んでニコチンの刺激を得る製品であり、米国で最も急成長しているニコチン製品で、数百万人のユーザーがいる。フィリップ・モリス社だけでも 、2025年に米国で現行バージョンの「Zyn」を7億9400万缶販売し、2023年の販売数を2倍以上上回った。
Axiosは火曜日の早い段階で、この動きを最初に報じていた。
フィリップ・モリスは今月初め、年間利益見通し を2度目の下方修正を行った。同社CEOのヤチェク・オルチャク氏は、 ドイチェ・バンク主催のグローバル・コンシューマー・カンファレンスでの講演で、 米国食品医薬品局(FDA)が最近、無認可の電子タバコやニコチンポーチに対する取り締まりを緩和 した動きは「全体としてプラス」であり、このカテゴリーの成長を支えるだろうと述べた。