Bharath Rajeswaran Vivek Kumar M
午前中盤のインド株式市場は情報技術(IT)株に買いが入り、上昇した。市場予想を下回る米雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げに動くとの懸念が和らぎ、新興市場へのリスク選好が高まった。
現地時間午前10時31分時点で、NSE指数(ナショナル証券取引所に上場する50銘柄で構成) NSE:NIFTYは0.69%高の2万4344.7、SENSEX指数(BSE=ボンベイ証券取引所=に上場する30銘柄で構成) BSE:SENSEXは0.67%高の7万8020.93。
両指数とも今週は1.3%上昇しており、4週連続での上昇に向かっている。主に、原油価格の下落やルピー支援策、海外からの資金流入に支えられている。
米国の金利低下は通常、インドなどの新興市場への資本流入を後押しする一方で、インドのIT企業にとって重要な米国における成長や消費者の支出も促進する。
IT指数 NSE:CNXITは1.6%上昇し、週間でプラスに転じた。5週連続の下落に歯止めがかかる見通しだ。
ただ、年初来では依然として27.6%下落しており、年初から約7%下落しているNSE指数にとって最大の重しとなっている。
主要16セクターのうち14セクターが上昇した。
金属株 NSE:CNXMETALは、ドル安と米利上げ観測の後退を受けて、1.3%上昇した。
製薬株 NSE:CNXPHARMAは1.4%上昇。原油価格の変動やモンスーンのリスクの影響を比較的受けにくいと見なされるディフェンシブセクターへの買いが持続したことを受けている。
個別銘柄では、HCLテクノロジーズ NSE:HCLTECHが欧州企業との11億4000万ドル規模の戦略的提携を発表したことを受け、4%急騰した。