Scott DiSavino Anjana Anil
エネルギーサービス企業のベイカー・ヒューズ( NASDAQ:BKR)が木曜日に発表した、市場から注目を集める報告書によると、米国のエネルギー企業は今週、3週連続で掘削リグ数を増やした。
将来の生産量の先行指標となる石油・ガスの掘削リグ総数は、7月2日までの1週間で7基 増加し、580基 となり、2025年5月以来の最高水準を記録した。 (BHGUSWTT), (BHGUSOILDRLW), (BHGUSGASDRLW), (USMSRC=ECI) (USGSRC=ECI), (USOIRC=ECI)
ベイカー・ヒューズは、7月3日(金)に祝日となる米国の7月4日(独立記念日)のため、リグ数報告書の発表を通常より1日早めた。
ベイカー・ヒューズ社によると、今週の増加により、掘削リグ総数は前年同期比で41基(7.6%)増となった。
ベイカー・ヒューズによると、今週の石油掘削リグ数は5基増の445基となり、25年5月下旬以来の最高水準を記録した。一方、ガス掘削リグ数は1基増の126基となり、26年5月中旬以来の最高水準を記録し、その他の掘削リグ数は1基増の9基となった。
石油・ガス掘削リグ数は、25年に7%、24年に5%、23年に20%減少した。これは、米国の原油価格 NYMEX:CL1!の下落により、エネルギー企業が生産量の拡大よりも、株主還元や債務返済に重点を置くようになったためである。
しかし、23年、24年、25年に下落した後、イラン戦争による供給混乱を背景に、26年には米国のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油のスポット価格が上昇すると予想されることから、米国エネルギー情報局(EIA)は、原油生産量 が、25年の過去最高記録である1日あたり1360万バレル(bpd) から、26年には1日あたり1370万バレルに増加すると予測した。
天然ガスについては、米エネルギー情報局は、生産量 が、電力消費量の多いデータセンター向けの電力生産や、液化天然ガス(LNG)としての輸出需要の高まりに伴い、25年の過去最高記録である1日あたり107.7億立方フィート(bcfd)から、26年には111.0 bcfdに急増すると予測した。