Amanda Stephenson
ペンビナ・パイプライン(Pembina Pipeline TSX:PPL)は木曜日、アルバータ州で計画中の総額46億カナダドル(32億4000万ドル)の「グリーンライト・エレクトリシティ・センター」プロジェクトを推進すると発表した。このプロジェクトは、現時点では未公表の顧客向けの大規模データセンターの開発に必要な電力を供給するものである。
カルガリーに拠点を置くこのパイプライン会社は、アルバータ州中部のスタージョン郡に建設される932メガワットの天然ガス火力発電施設である「グリーンライト・プロジェクト」について、最終投資決定を下したと発表した。
モーガン・スタンレー・インフラストラクチャー・パートナーズおよびキネティコア・アセット・マネジメントと提携しているペンビナ社は、データセンターを建設する顧客の名称を明らかにしなかったものの、同データセンターがカナダで初の事例となることを明らかにした。
「人工知能(AI)とクラウドコンピューティングの急速な成長が、データセンターの容量に対する世界的な持続的な需要を牽引しており、アルバータ州は多額の投資にとって魅力的な地域としての地位を確立している」と、ペンビナ社はプレスリリースで述べた。
カナダでは現在、いわゆる「ハイパースケール」レベルの稼働中のデータセンターは5か所のみである。これは、少なくとも50メガワットの電力容量を必要とする施設を指し、これは小規模な都市の電力需要に相当する。
カナダでは他に100件近くのハイパースケールデータセンターが計画されており、その90%近くがアルバータ州に建設される予定だ()。同州は、米国のハイパースケール企業を含むテクノロジー企業を誘致し、データセンターの建設を促すため、安価な天然ガスの膨大な埋蔵量を売り込み続けている。
ペンビナ社によると、同社はすでにデータセンターの顧客と長期のガス供給契約を締結しており、2030年末までに本プロジェクトが稼働を開始する見込みだという。
同社によると、このプロジェクトには1日あたり約1億5000万立方フィートの天然ガスが必要となり、カナダ西部の天然ガス生産業者にとって需要創出に寄与する見込みだ。
(1米ドル=1.4175カナダドル)