Chuck Mikolajczak

米金融・債券市場では、国債利回りが小幅に上昇した。先週末の米国とイランの攻撃の応酬を受け、原油先物が上昇した。また市場は、週内に相次いで発表される労働市場関連の指標に注目している。

25日にホルムズ海峡で貨物船が​イランの飛翔​体に被弾⁠して以降、米国とイランの間では攻撃の応酬が数日間続いた。これに伴い原油先物価格は上昇したものの、ホルムズ海峡を通るエネルギー輸送の継続的な回復への期待が上値を抑えた。

市場は週内に発表される労働市場関連の指標にも注目。とりわけ、7月2日に発表予定の6月の雇用統計を注視している。

こうした中、ブリンマートラストの債券部門ディレクター、ジム・バーンズ氏は「労働市場は非常に興味深く、週内のデータにも注目しているが、現在の焦点はむしろインフレ面にある」と指摘。「エネルギー価格が大幅に下落したため、インフレ期待も著しく低下した」としつつ、特に6月の連邦公開市場委員会(FOMC)後、市場はインフレ低下を示すより具体的な証拠を必要としていると述べた。

10年債利回り (US10YT=TWEB)は0.6ベーシスポイント(bp)上昇の4.378%。

2年債利回り (US2YT=TWEB)は2.5bp上昇の4.113%。これまで4営業日連続で低下していた。

2年債と10年債の利回り格差 (US2US10=TWEB)は26.1bp。

30年債利回り (US30YT=TWEB)は0.3bp低下し、4.862%となった。

物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.256%、10年物が2.224%。

米東部時間

価格

利回り

コード

30年債(指標銘柄)

17時05分

102*03.50

4.8650%

(US30YT=RR)

前営業日終値

102*03.50

4.8650%

10年債(指標銘柄)

17時05分

99*31.00

4.3784%

TVC:US10Y

前営業日終値

100*00.50

4.3720%

5年債(指標銘柄)

17時05分

99*29.00

4.1459%

(US5YT=RR)

前営業日終値

99*31.25

4.1300%

2年債(指標銘柄)

17時05分

100*01.13

4.1065%

(US2YT=RR)

前営業日終値

100*02.25

4.0880%

清算値

前日終値

コード

Tボンド先物9月限

114*05.00

114*05.00

(USc1)

Tノート先物9月限

110*06.00

110*08.50

(TYc1)